2025/03/01 00:00

寒暖差で体調を崩しやすい春の食養生

春は、少しずつ気温が上がって陽気が満ちてくる季節。草木は芽を出し、動物たちも冬眠から目覚めるように、私たちの人間も活発になり始める頃ですが、寒暖差や新生活スタートなど環境の変化で心身バランスを崩しやすい季節でもあります。 
ローゼンファームズカフェのランチタイムでは、春の薬膳〈前半〉がスタートしました。
春の薬膳のポイントは、『冬に溜まった老廃物をデトックスし、気の疏泄(そせつ)を司る"肝"の働きを補助し、気の巡りを整える』ことです。

春前半はまだまだ寒い時期があり、気温変化も激しい為、身体への負担が増え、体調を崩してしまいがち。
新型コロナウイルスやインフルエンザ、花粉症などに負けない為に旬で温性の食材を選び、免疫力が増すメニューで食養生していきましょう。
特に春野菜の苦味はデトックス効果が高く、みかんやレモンなどの柑橘系、ハーブ類は滞った気の巡りを良くし整えてくれます。
また“肝"の働きは気の疏泄(そせつ、巡らせるの意)と血を貯蔵し、血流量を調節することなので、気や血を補う食材も必要です。
血が足りていないと、身体に栄養が行き渡らないだけでなく、身体を温める事が出来ないので、血を補う事はとても大切な事です。
ご自身の体質を見ながら積極的に摂り入れましょう。

【デトックス】
菜の花、味噌、酢、黒豆、鯛、チンゲンサイ、スナップエンドウ、にら、そら豆、小豆、白胡麻、黒胡麻、小松菜、玄米、梅、筍、わらび、タラの芽、せり、わかめ、はまぐり、あさり、こぼう、烏龍茶、カモミール、ローズヒップ…等。

【身体を潤す】
サツマイモ、豆腐、豆乳、アスパラガス、えんどう、エリンギ、大根、チンゲンサイ、トマト、人参、ハヤトウリ、蓮根、梅、みかん、りんご、レモン、いか、アワビ、はまぐり、帆立、豚肉、鶏卵、チーズ、ヨーグルト、メープルシロップ…等。

【気や血を補う】
鶏肉、たまねぎ、かぼちゃ、よもぎ、かたくちいわし、そら豆、人参、クコの実、アーモンド、うなぎ、豚肉、レバー、牛肉、鶏卵、プルーン、黒豆、黒胡麻、なつめ、黒キクラゲ、玄米、じゃがいも、山芋、大豆、ひじき…等。

【気や血の巡りを良くする】 
金柑、ピーマン、パプリカ、米麹、陳皮、納豆、にら、玄米、黒豆、牡蠣、セロリ、柑橘類、ハーブ類…等。

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